物販は副業におすすめ?物販ビジネスの種類とおすすめの方法。

しなのん
しなのん
「物販(ぶっぱん)」とは文字通り、「物」を「販売」することで利益を得ることです。

コンビニやスーパー、デパートの小売業も規模は違いますが同じ「物販」となります。

ここ数年「副業」が話題となっていますが、その中でも比較的稼ぎやすいということで物販ビジネスが紹介されています。

私も副業で物販をはじめ、現在では月収7桁を稼げるようになりました。

物販と一言で言っても、種類も方法も多岐にわたります。

このブログでは物販の種類とメリットとデメリット、最終的におすすめな方法について紹介します。

物販の種類

 

不用品販売

フリマサイト

(画像はメルカリの販売ページとなります)

家などに眠った不用品などを販売して利益を得る方法です。

 

スマホが普及する前は、リサイクルショップに売る方法やフリーマーケットに出店して販売をする方法が王道でしたが、近年ではメルカリやラクマ、PayPayフリマ、ジモティー、ヤフオクなどのフリマアプリなどを利用して販売を行う方法が主流となっています。

 

出品するのに、写真撮影や商品説明などの手間はかかりますが、全国の中からほしい人だけをターゲットにできるため、リサイクルショップやフリーマーケットで販売するよりも需要が高く売れやすく、利益率も高く販売できます。

 

また、比較的簡単に出品が行えるため、お小遣い稼ぎとしても人気が高い物販の種類となります。

 

本格的な副業としてトライする前の「稼ぐ感覚」を身に着ける手段としてもおすすめの方法です。

 

先ずはお試しで、家にある要らなくなった物を売ってみましょう。

 

家も片付くし、一石二鳥です。

 

家の要らないものって探すと結構たくさん出てくるんですよ。

 

そうすると出品も大変になってくるので、私はよく子どもにも売り方を教え、どちらが先に売れるかと競いあったりしてました。

 

子ども自らが写真を撮影したり、値段を決めることで、値段の相場や販売の感覚も身に付きます。

 

売れたら売上の一部をお小遣いとしてあげれば喜んでもらえるし、自ら率先して出品するようにもなりましたね(笑)

 

これ本当におすすめです。

 

実店舗せどり

実店舗せどり

「せどり」とは、定価よりも安く仕入れた物(お買い得品や掘り出し物)を、仕入れ値よりも高く販売をしてその差額で利益を得る方法です。

 

方法としては、ホームセンターや家電量販店、リサイクルショップ、古本屋などの実店舗で、ワゴンセール価格で販売されている商品の中から、定価近くやプレ値になり高く売れそうな商品だけを購入(仕入れ)て、ネットショップで販売を行う方法です。

 

そもそも「せどり」という名前の語源や由来は以下のとおり諸説あるようです。

 

●「糶取り」

「米のせり売りや行商」からきた言葉。「出+米+翟(=擢:抜き出す)」から成り、貯蔵してあった米を選り出して売りに出すことを意味している説。

 

●「競取り」

古書業界では業者間の必要な本だけを取り合う「競り」からという説。

 

●「背取り」

店舗を構えずに各地の古書店を回り、希少でプレミア価格となった本だけを知識と目利きを頼りに「本の背(せ)表紙」だけを見て「取(と)る」行為の「背取り」からという説。

 

せどりは仕入れも少額からはじめることができるため、また小売店から仕入れを行うのでクレジットカードやポイントなども利用ができることから副業としても誰でもトライがしやすい方法となります。

 

店舗の決算期やセール時期に当たるとかなり大きな高利益商品をゲットすることも可能ですが、デメリットは「継続して仕入れができないこと」です。

 

また、リサイクルショップや古本屋、中古ショップなどで「中古」を購入したものを販売するには「古物商許可証」という許可が必要となりますので注意が必要です。

 

せどりはお小遣い稼ぎはもちろん真剣に取り組めば本業と同じかそれ以上に稼ぐことが可能です。

 

私も最初は副業でせどりをはじめましたが、本業よりも稼げるときもありました。

 

メーカーへの取引交渉やまとめての仕入れやロット数などに決まりもないため、お試しではじめて、お小遣い稼ぎ程度稼げればよいなら一番おすすめの方法です。

 

電脳せどり

「電脳(でんのう)」とは、「電子頭脳」の略で、「電子計算機」や「コンピューター」の事を言います。

 

上記、店舗せどりと稼ぐ仕組みは基本同じですが、仕入れ方法がパソコンを使うか使わないかの違いとなります。

 

電脳せどりは実店舗ではなく、パソコンを使って、インターネット販売(フリマアプリやオークション、Amazon・楽天市場店・Yahoo!ショッピング等のECサイトなど)から仕入れを行う方法です。

 

実店舗と大きく異なるのは、実店舗に行かなくても自宅でパソコンでポチっとするだけで仕入れができるため、お店まで行かなくてもよいという時間や労力、車や電車などの移動にお金がかからないというメリットがあります。

 

また、大手ECサイト(Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング等)から仕入れる場合には、ポイントが付くためポイント分も利益となります。

 

しかし、デメリットとしては、パソコンで簡単に仕入れができるため、誰でも仕入れができることから「ライバルが多い」こと。

また、実物の商品が確認できないためセール品などによっては、商品の箱に傷やヘコミがあったりと状態が良くない商品もあるので商品説明の確認や安すぎる商品には注意が必要です。

 

Amazonと楽天、Yahoo!ショッピングなどの価格差を自動でリサーチしてくれる、電脳せどり専用のツールなども登場しているため、本業中でも昼間にリサーチはツールに任せておき、本業が終わったらリサーチした商品から利益の出る商品だけをポチっと仕入れる方法もあります。

 

パソコンとネット環境があればどこでも何時でも仕入れができるため、電脳せどりは副業にもおすすめの手法だと思います。

 

ポイントせどり

ポイントせどり

上記、電脳せどりで大手ECサイト(Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング等)から購入した際に取得できる「ポイント」が利益となります。

 

その中でも特に楽天やYahoo!ショッピング等のイベント(楽天スーパーSALEや楽天お買い物マラソン、Yahoo!ショッピング超PayPay祭など)やキャンペーン期間で購入をすると、通常よりもポイントが貯まりやすくなります。

 

仕入れた商品は利益を乗せずに販売をしても、ポイント分で利益が出ていれば、1ポイント1円として利用できるため現金と同じ価値(稼ぎ)となります。

 

メリットとしては、誰でも簡単に仕入れが行えることと、ポイントを利益としているため、仕入れれる商品が多いことです。

 

デメリットとしては、最近はYouTubeなどでもポイントせどりのやり方が多く紹介されているため、ライバルも多くなってきていることから、ポイントだけ稼ぎ商品はいかに早く売りさばくことを考えるセラーが多くなり、安売り合戦となり商品の価値やブランドイメージが悪くなることが懸念されます。

 

販売するまでは在庫となるため早く売りたいけど、タイミングを誤るとポイント以上に損をする可能性もあります。

 

同じ商品を販売するライバルのセラー(販売者)がどのくらいいるか、過去の販売価格から値下げ傾向にあるのかなど予測を立てて仕入れをしないと痛い目に合う可能性があるので、先ずは大量ではなく少しずつ仕入れて売れる感覚などを身に付ける方法がオススメです。

 

国内販売(メーカー仕入れ)

国内販売メーカー仕入れ

「国内販売」はその名のとおり、国内で販売を行うことです。

 

せどりと大きく違うところは、小売店から仕入れを行うことはせず、国内のメーカーや問屋、卸し業者から仕入れて販売を行います。

 

スーパーやコンビニ、薬局、デパート、家電量販店など一般的な実店舗も同じです。

 

せどりよりもハードルは上がりますが、「安定して継続販売ができる」というメリットがあります。

 

デメリットは、仕入れ量のロット数が比較的多い(数十個や数百個など。メーカーによって異なる)ので、まとまった資金が必要となります。

 

また支払いも「(現金)前払い」を指定している業者が多い傾向にあります。

 

仕入れる個数も多いため、在庫を保管しておくスペースも必要となります。

 

私はせどりからはじめ、最終的にはこの国内販売(メーカー仕入れ)にシフトして安定的に販売ができています。

 

ですが、国内販売についてもYouTubeや専用書籍が販売されているため、ここ数年でライバルも増えてきたと感じています。

 

副業でも可能ですが、メーカーなどへの取引交渉は業者が土日が定休日の所も多いため、電話での交渉は難しくなるため、副業で考えるなら、平日の夜や土日にメーカーにメールを送り交渉を進める方法しかありません。そこをクリアすれば副業でも安定した収入が確保できるようになります。

 

OEM販売

OEM

OEMとは、Original Equipment Manufacturingの頭文字をとった略語で、他社ブランドの製品を製造することを指します。

 

日本語訳は「相手先ブランド名製造」となります。

 

特に自動車業界や化粧品業界、アパレル業界、食品業界でも一般的になりつつあります。

 

新しい商品を自社で一から企画、設計、生産するには、長い期間と大きなコストがかかってしまいますが、OEMを上手く活用すれば、既に企業側が製品化した商品をそのまま使うため、コストやリスクを抑えて商品の製品化までが行えます。

 

一番簡単な手法としては、既にある商品の中身は同じで、商品のパッケージラベルだけを変更して販売する方法です。

 

最低発注ロット数やラベルなどは作る手間がかかりますが比較的簡単に取り入れる事が可能です。

 

また、メーカーと中身は同じ商品でも、知名度や認知度が違うため、最初の販売まではブランディングや広告投資などが必要となります。

 

国内販売(メーカー取引)に比べて難易度が上がりますが、一度売れるようになれば、ライバルが少なく安定的に販売を継続することが可能となります。

 

OEMの専門書なども多く販売されています。

 

自社商品販売

自社商品販売

物販ビジネスの中で最もハードルが高いとされるのが「自社商品販売」です。

 

OEM販売と違い自社で1から商品を作らなければなりません。

 

全国の多くの企業が商品開発などを行っておりますが、多額の資金が必要ですし、経験や人脈なども必要ですし、何よりも商品を生み出す世の中のニーズや先見の目が問われます。

 

成功すれば1商品だけでもブルーオーシャンとなり、大きな利益を生みますし会社レベルにまで成ることも可能です。

 

ハードルが高い分ライバルは圧倒的に少なくはなりますが、現在の情報化社会の中でいかに世の中に必要とされ、目新しい商品を作り出すには至難の業が必要です。

 

輸入・輸出販売

輸入輸出販売

輸入販売ビジネスとはその名の通り、海外から仕入れた商品を日本で販売する手法で、輸出販売ビジネスとはその逆を言います。

 

海外取引には、

送料・関税などの料金を考慮した仕入れや、商品を仕入れる際のリードタイム(納期までの時間)、不良品の発生率やそれに伴う保証やアフターサービスなどの対応、輸入や輸出品の制限や禁止された商品や検疫、許可を必要とする商品など、言葉や語学、異文化の理解など様々な事を頭に入れておく必要があり、

「輸入」や「輸出」と聞いただけでしり込みしてしまう人も多いのではないでしょうか。

 

ですが、ハードルが高いと誰もが思う所をクリアすれば、それだけで差別化になり、うまく行けば大きく稼ぐことも可能です。

 

最近では、輸入では中国輸入ビジネスや、輸出ではeBay輸出ビジネスなどといった専門書も発行され、個人でも気軽に海外との取引メッセージができるようになりました。

 

中でも、MADE IN JAPANは、品質も高く、アニメや漫画など海外でも注目を集めている商材も沢山あり、特に円安の今はeBayやAmazonなどの輸出ビジネスなども人気が高まってきています。

 

まとめ

以上、物販の種類を紹介しましたが、私はがこの中で一番オススメなのは、「国内販売(メーカー仕入れ)」です。

 

その理由は、一番は「安定」しているからです。

 

せどりなどはお宝的な要素が強く、掘り出し物によっては一気に稼ぐことはできますが、それが継続できない事がほとんどですし、輸入輸出についても円安円高や言葉の問題、リードタイム、ライバルの増加など色々と考えると継続が難しいと感じます。

 

それよりも、メーカーと交渉して確実に取引業者を増やしていく方が「継続」もできて「安定」しているからです。

 

また、本当はOEM商品や最終的には自社商品などを販売していくのが、ライバルも少なく安定していますが、副業レベルで取り組みには時間と労力、資金も必要なため、なかなかハードルが高くなります。

 

それよりも、メールや電話で交渉ができる国内販売(メーカー取引)の方が、交渉の手間と資金はそれなりにかかりはしますが、販売までの時間も短く副業で安定的に稼ぐには一番のおすすめです。

先ずは「物を売る感覚をつかむ」ために、家にある要らないものをメルカリなどのフリマアプリで販売する「不用品販売」からはじめてみましょう!

感覚をつかめてきたら、せどりやメーカー仕入れにステップアップしていくことをおすすめします!

先ずは始めていることが大事です!
焦らずコツコツと頑張りましょう!

しなのん
しなのん

 

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